ホームページ制作を行う上で、企業や商品の魅力を正しく伝えるために写真は重要な要素になってきます。
最近はスマートフォンでも綺麗な写真の撮影が可能になり、さまざまな媒体でスマホの写真が使われることが多くなってきました。
ホームページ制作を行う場合もスマートフォンで撮影した写真を使用することも昔に比べれば増えてきています。
そこで今回はホームページ制作で写真を用意する場合、プロのカメラマンに撮影を依頼するべきかどうかまとめました。
ホームページ制作での写真はプロに依頼するべき?
ホームページ制作の際の画像はご自身で用意することももちろん可能です。
趣味で写真撮影をされてる方の場合、一眼レフをすでに持っているという方もいらっしゃいますし、一眼レフを持っていなくてもスマホで撮影することも可能です。
また素材をダウンロードできるWebサイトもあるので、そういったものを活用することにより撮影費用を抑えることができます。
ですが、使用する写真によっては画質や画角がよくなく、適していない写真を使用した場合、ホームページそのもののクオリティを下げてしまう恐れがあります。
プロのカメラマンに依頼する場合、撮影費のコストは必要となりますが、写真の出来栄えで前述のような問題は解決します。
どのような撮影が必要なのかをすり合わせることは必要ですが、カメラの操作方法や撮影専用機材の活用、専門知識を駆使しながら、撮影環境や被写体に合わせて撮影を行っていきます。
その結果として写真のクオリティも上がり、より訴求力が高い画像を用意することができますし、同じ被写体でも閲覧者に与えるイメージが変わる可能性がありますので、
画像を用意する必要がある場合は可能な限り、プロに依頼した方がよいでしょう。
プロのカメラマンが撮った写真を使うことのメリット
上記のことからもプロのカメラマンに依頼することが重要ということがわかりました。
ここからはメリットをより詳しくみていきます。
メリットとして以下の3つがあげられます。
- ブランディングが高まる
- 被写体の情報を伝えることができる
- 意向や要望に対応してもらえる
1.ブランディングが高まる
写真の素材は専門サイトから入手することも可能とお話ししました。
その場合、コストを抑えることができますが、誰でも入手できるので、他のホームページにも使用されている可能性があります。
他にも使用する素材によっては、自社の製品や雰囲気と異なる恐れもあり、実際訪れたユーザーに違和感を与えてしまう場合もあります。
その点、プロのカメラマンに依頼した写真はオリジナルで、被写体も自分たちで用意したものとなるため独自性が高くなります。この点で他社との差別化を図ることも可能です。
また統一感のある写真を使用することで、ホームページ全体を通して一貫性を持たせることができ、ブランドのイメージをユーザーに明確に伝えることも可能です。
2.被写体の情報をより伝えることができる
例えばネットショッピング中に「この商品いいな」と思うときがあると思います。
商品の購入を検討しているとき、実店舗であれば商品を手に取って実際に確かめることができますが、ホームページ上では色や形しか見ることができません。
少ない視覚的な商品情報の中で、もし掲載されている写真の画質や画角が悪ければどのように感じるでしょうか?
「書いてある商品情報はよさそうだけど、画像がよくないからいまいち信用できないな。」
「実際に届いた商品の色味が写真に写っていたものと違うな」
ユーザーの懸念点が払拭できなければ、購買意欲の向上を見込むことは難しいです。
また他にも企業の採用ページがあるとします。
社内の雰囲気を伝えたいとき、文言で書かれているよりも代表者や社員の写真を掲載した方が、会社の雰囲気をより伝えることができ、求職者が働いたときのイメージを持ちやすくなります。
「この企業はアットホームな雰囲気で働きやすそう。」
「経営者様も社員様も誠実そうだから頼りになりそう。」
このように写真を使用することで人物や物の魅力をより伝えることができ、言葉で説明するよりも具体的なイメージをユーザーに与えることができることがポイントとなります。
3.意向や要望に対応してもらえる
仮にご自身で写真撮影を行ったとして、納得のいく写真撮影をするのにどれくらいの時間がかかるでしょうか?
いざ写真を撮ってみて、出来上がりを確認しても納得いかないということも多々あると思います。
光の調整、被写体の角度や向き、撮影場所の環境や背景、、、原因はさまざまです。
それらを調整して、撮影し直すとなると相応の労力と時間がかかります。
プロのカメラマンに依頼する場合、こちらの要望やイメージを伝えることによって、これまで積み上げてきた経験により、理想に近い写真を撮影してもらえます。
素人には難しい光の調整等も、専用の機材を使用し、ホームページ制作に利用しやすい写真撮影を行なってもらえます。
写真撮影を依頼したときの費用
これまでプロのカメラマンに写真撮影を依頼したときのメリットをご説明してきましたが、撮影を依頼するにあたって他にも気になるのが費用です。
カメラマンの経験や企業に属しているカメラマンかフリーランスのカメラマンによって相場は変わりますが、3~4時間の撮影で5万円程度となることが一般的です。
写真撮影の見積もりには
- 技術料
- 機材料
- カメラアシスタントやスタイリストなどの人件費
が含まれます。
また遠方での撮影が必要な場合、別途交通費が必要になったり、ドローンを使った空撮や動画撮影などのオプションも別途費用が必要になります。
必要となる写真を想定して、見積もりを依頼しましょう。
撮影依頼をした場合に用意すること
撮影の際に注意したいこととして「カメラマンとイメージをしっかり共有する」というものがあります。
「カメラマンに依頼したからあとは完成を待つのみ!」というわけではありません。
プロのカメラマンでしたら、必要となるものはある程度理解してはいますが、ホームページに絶対掲載したい場所や物があるかと思いますので、必要な物の共有は必ず行いましょう。
撮影リストを作っておくこともおすすめします。
撮影したい内容をリスト化することで、必要となるカットを取り忘れを防ぐことができます。
また撮影許可の確認も必要となります。
被写体が人物でも建築物等でも、ホームページに掲載してもよいかを事前確認しておかないと、せっかく撮影したのに使用できないのはもったいないので確認しておきましょう。
他にも不明な点や懸念点があったら、事前に相談しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は「ホームページ制作には写真が必要?」を解説しました。
写真はホームページ制作において重要なコンテンツになります。
ブランディング力、自社のサービスや商品の魅力をより伝えるためにはクオリティの高い写真を活用した方がよりユーザーを惹きつけられるでしょう。
費用は必要となりますが、会社の顔となるホームページですのでぜひ活用しましょう。
今回の記事をお読みいただけたことによってプロのカメラマンの活用も一考いただけると幸いです。