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2024/02/27 SEO対策|ホームページ

ホームページへの集客には、検索結果の上位表示を目指すことがひとつの手法になります。

 

このための施作はSEO対策と呼ばれ、専門的な知識が必要となるため、

「SEOライティングって何を書いたらいいの?」
「書き方のコツはあるの?」

などの疑問が生まれます。

 

今回はSEOを意識したライティングについて紹介します。

 

 

SEOライティングとは

SEOライティングとは、Googleの検索エンジンでの検索結果の順位を向上させることを目的に、文章を作成することです。

 

SEOライティングは検索エンジンに向けた文章であると同時に、ユーザーにとってもわかりやすいことが重要です。

 

Googleは検索結果として表示するコンテンツが、ユーザーに有益な情報であることを最も重要視しています。
その理由は簡単で、検索結果が有益でないものばかりとなってしまうとGoogleで検索したくないという状況になります。

 

Googleの価値は如何に有益な情報をユーザーに届けれるかということになり、WEB上のコンテンツも検索エンジンに対して最適であるだけなく、ユーザーが満足することが重要になります。

 

 

ユーザーに有益なライティング

SEOを目的とした記事を作成し、検索上位が上がったしても、
その記事から「問い合わせ」や「申込」などのコンバージョンにつながる行動を行うのはユーザーですから、記事の内容が有益でなかったり、わかりにくい場合には、当然コンバージョンは獲得できません。

 

SEOライティングはユーザーにわかりやすいこととセットでなければ本末転倒になってしまうのです。

 

 

SEOライティング 書き方

検索エンジンが理解しやすいライティングの基本は、文章構造やタグなどの項目を理解して書くことです。

下記の項目について解説します。

 

  • タイトル
  • 導入文
  • 見出し
  • 本文
  • メタディスクリプション
  • alt属性

 

タイトル

SEOライティングにおけるタイトルとは<title>タグというHTMLのタグのことです。

 

WEBページにその内容を端的に集約したタイトル文を設定することで、検索エンジンにページの内容を伝えることができます。

 

例えば「SEOライティング」と検索すれば、検索結果には
「SEOライティングとは?書き方のコツや・・・」
「SEOライティングの基礎と知っておくべき・・・」
のような各ページのタイトルタグに入っている内容が表示されます。

 

このようなことからもタイトルタグに、ページの内容とキーワードを盛り込むことで、検索結果の上位表示が狙えます。

また、ずらっと並ぶ検索結果の中で、ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルを意識することも重要です。

 

 

導入文

ユーザーがWEBページに訪問したら一番に読むのが導入文です。

 

導入文を読んで、この記事にはどのようなことが書かれているのかをざっと把握します。

その内容にユーザーが抱える課題の解決策が書かれていそうか、課題と似たような内容がテーマとなっているかで、その後に記事を読み進めるかが決まります。

 

想定される悩みや課題を書き、この記事を読ことで悩みが解決できると思えるような文章があると、ユーザーの興味を惹きつけることができます。

 

 

見出し

見出しとは「階層」として考えるとわかりやすくなります。

 

WEBページの記事はHTMLタグのhタグで設定されており、h1〜h6までがあります。

 

h1の中にh2があり、その中にh3が・・・という形で階層構造を意識してタグを設定する必要があります。
下記のような階層構造を意識してページ全体の文章を作ります。

 

  • h1タグ:ページのテーマやタイトル
    • h2タグ:大見出し
      • h3:中見出し・大見出しの詳細解説
        • h4:小見出し・中見出しの補足解説

 

見出しに設定する文章は、WEBページの内容や、下に続く内容がひと目でわかるような文章にしましょう。

 

 

本文

本文では見出しの内容を詳しく説明する内容を書きます。

 

WEBページの記事の場合には、結論となるような全体の内容を先に書き、その後に詳細を説明するという書き方が適しています。

 

ユーザーは課題解決を速く達成したいものです、長い文章の最後に結論がある場合、ページから離脱してしまう可能性が高くなります。

 

結論を先に伝えて、もっと詳しく知りたいと興味関心を持ったユーザーがさらに読み進めるとイメージで文章を組み立てましょう。

また、このような構成はユーザーだけでなく、検索エンジンにとってもわかりやすい文章となります。

 

 

メタディスクリプション

検索結果画面で、タイトルの下に表示される文章です。
記事の概要を紹介するための文章で100〜120文字程度で要約して書きます。

 

ユーザーはこの文章を読み、ページ内にどのようなことが書かれているのかを知ることができ、クリックしてページに移動するかを判断する材料となります。

 

また、検索エンジンに対しても有効で、ページの内容を伝える手段となりますので、
狙いたいキーワードを盛り込んで設定しましょう。

 

 

alt(オルト)属性

alt属性とは、WEBサイトに掲載している画像が何の画像なのか伝えるためのテキスト情報です。

 

alt属性の役割は検索エンジンに画像の内容を伝えることにあります。
そのため、画像検索において憑依表示を狙う場合に重要な要素となります。

 

また、ユーザーにとってのメリットとしては、例えば通信環境が悪い状態で画像が表示されない場合などに、alt属性で指定した内容のテキストが表示され画像の補完をしてくれます。
WEBページの音声読み上げ機能を使用した際にも、画像の内容を伝える時にalt属性の内容が読み上げられます。

 

alt属性では画像の内容をしっかりと伝え、狙いたいキーワードを無理やり入れるようなことはやめましょう。

 

 

SEOライティング 文字数

SEOとコンテンツの文字数は重要な関係性があると言われてきました。

 

しかし、文字数が検索順位に影響を与えることありません。

 

「とにかく文字数を増やし、ボリュームのある記事を書けばいい」というのは間違いで、検索エンジンの評価を下げる可能性もあります。

 

文字数とコンテンツの評価の関係については、
Googleのジョン・ミューラー氏が「無関係」だと述べています。
つまり、文字数が多いからといってGoogleはそのページを高く評価するわけではないということが明言されていました。

 

Googleが評価するのは情報の有益性や網羅性といった部分になります。
あらゆる専門的な情報を網羅した記事は必然的に文字数が増えるため、文字数だけを見ると「多いページが評価されている」ように見えるということです。

 

これを逆手にとって、文字数だけをただただ増やすと、Googleのロボットはそれを見抜き、評価が下がる可能性もあります。

 

文字数を意識するのではなく、ユーザーにとって有益かどうかを意識して記事を書くようにしましょう。

 

 

まとめ

SEOを意識したライティングについて解説しました。

 

重要なポイントは、「ユーザーにわかりやく、有益かどうか」です。

検索エンジンにとってわかりやすいだけでは、十分ではありません。

 

検索順位が上がっても、そのWEBサイトから「問合せ」や「申し込み」などの行動を行うのは、人間です。検索順位を上げることでアクセスを伸ばしても、中身がユーザーにとって分かりにくくては意味がないのです。