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2024/03/05 SEO対策|ホームページ

生活にスマートフォンが浸透し、あらゆることをインターネットを使って検索することが日常となってきました。

WEBページにある文章は、ユーザーがWEB上で閲覧することを想定して書かれています。
このような書き方を「WEBライティング」と呼びます。

今回はこの「WEBライティング」について解説します。

 

WEBライティングとは

WEBライティングとは、WEB上でユーザーに読んでもらうことを前提に文章を書くことです。

その手法には型があり、「SDS法」と「PREF法」の2種類があります。

また、SEOライティングとの関連性もあります。

 

SEOライティング

ライティングの手法のひとつにSEOライティングがあります。

WEBライティングとの違いは、ターゲットをどこに設定しているかです。

SEOライティングは「検索エンジン」をターゲットにして、検索順位の上位を目指すライティングです。
検索エンジンが理解しやすい文章を作っていきますが、近年ではユーザーにとってもわかりやすい文章が求められます。

 

WEBライティングの書き方

次に書き方のポイントを紹介します。

  • シンプルに書く
  • ライティングの型を使う
  • 見た目を整える
  • 再度チェックする
  • 専門用語を多用しない
  • 語尾に注意する

 

シンプルに書く

WEB上でユーザーが閲覧する場合に、使用するツールはスマホが最も多くなっています。

スマホの画面でも読みやすいように、シンプルに書くことが重要です。

シンプルな文章にするには、文字数に注意をし文章を短くする意識で書くと良いでしょう。

例えば、
「まず、はじめにWEBサイトという、とても重要なものについて書きます。」
という文章は、整理すると、下記のようにもできます。
「はじめにWEBサイトの重要性について書きます。」

このように、不要な言葉を取り除いたり、言い回しを工夫することで文章を短くシンプルにすることができます。

どうても長文になる場合には、文章を一旦区切り、2文に分けて書きましょう。

 

ライティングの型を使う

WEBライティングには文章の下記の2つ型があります。

  • SDS法
  • PREP法

SDS法

SDS法は、「Summary」=要点、「Details」=詳細、「Summary」=要点 の順で書く型です。

特徴は、文章の要点・結論を最初に書くところです。
その次に、その結論の理由を書きます。最後に再度、要点・結論を「まとめ」として書きます。

SDS法では要点・結論が先に書かれるため、WEB上で課題の答えを見つけたいユーザーにとってメリットになります。

文章の冒頭を読んで、結論を知ることで問題が解決すればユーザーは満足します。

また、結論を知った上で、その理由も知りたいユーザーは読み進めるでしょう。

結論だけ読むか、理由まで読んで理解を深めるかはユーザーが選択できるため、どちらのユーザーにとっても有益な記事となるでしょう。

PREP法

PREP法は、「Point」=結論、「Reason」=理由、「Example」=例、「Point」=結論の順で書く型です。

結論を先に書くところはSDS法と同様です。

その後に、具体的なエピソードや実績などの数字を出しながら、再度結論を書く手法です。

SDS法と似ていますが、大きな違いは、SDSの「Details=詳細」の部分をより詳しく重点的に書くと言う点にあります。

 

見た目を整える

WEBライティングでは文章の内容や構成も重要ですが、文章の見た目にも気をつける必要があります。

改行のタイミング、空白、1行あたりの文字数といった面で、文章の読みやすさが変わります。

スマホでの閲覧が多いため、改行が適切にされていない文章は、どこを読んでいたか、わからなくなることもあります。
少なくとも3〜4行に1回は改行し、空白の行を作り、文章の塊を分けていきましょう。

また、漢字とひらがなの割合にも注意し、「漢字3:ひらがな:7」を意識して書くようにしましょう。

 

再度チェックする

記事を書いた後に、もう一度読み返してみましょう。

誤字脱字の確認や、より良い表現に改善できるところを見つけることができます。

また、記事を読み返す際にはユーザーが閲覧する環境に近づけるため、スマホで閲覧すると良いでしょう。
PCでの作業中には適切と思っていな改行位置も、スマホで見ると改善点が見つかる場合があります。

 

専門用語を多用しない

専門用語や難しい言葉を使わないようにしましょう。

文章を読み進めていく中で、意味のわからない言葉出てくると、
ユーザーはストレスを感じて読むのをやめてしまう可能性があります。

文章を読み返して難しい言葉が出てきた場合には、わかりやすい言葉に置き換えましょう。

 

語尾に注意する

文章の語尾の種類は「です・ます調」「だ・ある調」の2つがあります。
このどちらかに統一して書くようにしましょう。

記事の中に、「です・ます調」と、「だ・ある調」が混在すると、ユーザーは読み進めにくくなります。
その結果、途中で離脱してしまう可能性が高くなります。

「です・ます調」「だ・ある調」には、下記のような特徴があります、

「です・ます調」は、丁寧な印象となる表現です。
商品レビューや、何を解説する記事に適しています。

「だ・ある調」は、断定する表現で、説得力があるのが特徴です。
ニュース記事や評論のような記事に適しています。

 

WEBライティングでうまく書けない時は?

WEbライティングの文章がうまく書けないと感じた時には、下記の点をチェックしましょう。

  • ターゲットの情報
  • ゴールの設定
  • 競合の記事の確認

ターゲットの情報

WEBライティングでは誰に向けて書くのかを明確にする必要があります。

この記事を読むであろう人が持つ悩みや課題はどのようなものなのかを明確にすることで、
その解決に向けた記事を書くことができます。

具体的には下記のような点を明確にしてみると良いでしょう。

  • どのような人か
  • どのような悩みや課題があるのか
  • どのような情報があれば解決できるか
  • どのような状況にあるか

これらの点を明確にして、解決に向けた記事を構成しましょう。

 

ゴールの設定

記事を読んだユーザーが最終的にどうなると良いのかを考えましょう。
それが記事のゴールになります。

ゴールが設定されていない場合、あれもこれも説明に加えてしまうことにもなります。

そのような記事では、ユーザーの課題解決の前に離脱してしまう可能性が高くなります。

その記事のゴールに向かってシンプルでわかりやすい記事を書き、
ユーザーが気になるであることが途中で出た場合には、別の記事へのリンクを貼るなどしましょう。

各記事のゴールをひとつ設定して、そのほか派生することは記事を分けるという形が良いでしょう。

 

競合の記事の確認

記事のキーワードで検索をした際に、上位に表示される記事はGoogleによって評価が高いと言うことになります。

Googleの評価は記事がユーザーにとって有益かということも評価基準になりますから、
検索結果の上位の記事はWEBライティングのひとつの正解と言えます。

そのため、これらの記事をリサーチすることで、ユーザーが求める情報がどのようなものかを知ることができます。
これらの記事をいくつか見ていくと、その内容に共通点が見えてきます。
この共通点はユーザーにとって必要なものとなる確率が高く、ライティングの際にも取り入れましょう。
ただし、情報の内容は共通のものであっても、独自のデータなどを盛り込み、他の記事との差別化を図りましょう。

また、競合の記事にはない情報や、古いデータが掲載されている場合もありますから、
こういったところを意識してライティングを行うことでユーザーにとっての有益性を上げることができます。

 

まとめ

WEBライティングについて解説しました。

WEBライティングは小説とは違います。その目的はユーザーの速やかな問題解決です。

シンプルでわかりやすく読みやすい文章を意識しましょう。
型を使って記事の構成を作りましょう。
記事のゴールを明確にして余計なものを省きましょう。
書き終わったら再度読み返して手直ししていきましょう。

このような基本的なことを積み重ねることでユーザーにとって有益な記事となり、Googleからの評価も上がり、検索結果の上位表示を狙うことができます。

最も大切なのはユーザーにとって有益な記事を作る気持ちです。